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ダイハード4.0 [映画も演劇も好き]

何を今さら…。
最初の作品からの年月を思うヒトがいるかもしれない。
なんでも続きモノ作ればいいと思うなよ!
そう思うヒトもいるかもしれない。
ターミネーター3なんて最悪だったぜっ!!ケッ!
って吐き捨てるヒトもいるかもしれない。

でも、間違いなくハリウッド映画の続きモノの中でも、
なかなかよくできている続きモノじゃなかったかなぁ??
なんて思っている。


りんだまろはここ数年洋画を避けてきた。
洋画の企画力を凌ぐようになった面白い邦画がたくさんあって、
洋画よりも邦画のほうが見る価値があったからだ。

しかし、邦画にハイエナ(特にフ○テレビ)が群がるようになってから、
駄作も多くなり、ワタシのなかで邦画はもう少し斜陽。

そんなメランコリーなりんだまろに、
忘れていたハリウッド映画の面白さを思い起こさせたのが、
ダイハード4.0

アクション映画が別に大好きではないワタシが、
テレビで放送があるたびになんとなく見てしまうのが、
このダイハードシリーズ。

髪は薄い、家族からも見放され、万年刑事、
ぼやきながら血まみれで目の前のやらなきゃならないことを
片付けていくおっさん、マクレーン刑事ことブルース・ウィリス。

このおっさん、最高にカッコいい。

だいたい、アメリカ映画のヒーローは、やたら使命感に燃え、
熱く、敵と戦う人物が多い。
そこに、「えっ??何でオレが?ありえへん。」
っていう人物はいない。

しかし、マクレーン刑事には、
ヒーローの前に人間としての戸惑いが感じられるのだ。
シリーズを重ねるごとに、人間らしい戸惑いは薄れているかもしれないが、
超人ではなく、人間味を感じさせるブルース・ウィリスには、
とても共感できる。
ちょっとゆるいキャラだ。

4作目にもなると、マクレーン刑事は、
「自分はこういう星のもとに生まれてるんだな」
と実感もでてるし、年のせいか妙な冷静さもある。
約10年時間をおいて、続きを作ったことで
キャラを成長させたことが良かったのかもしれない。

残念なのは、悪者の存在感が薄いこと。
1作目のアラン・リックマン 3作目のジェレミー・アイアンズは濃くて上手かった。
ジェレミー・アイアンズのセクシーさが好きだったワタシは、
彼が悪役を演じると知って正直ショックだったけど、見たらステキ過ぎだった。
なので、そこから比べると今回の悪役ティモシー・オリファントは印象が薄い。
けれど、サイバーテロを考え出すのには、得体の知れない、
存在感のないヒトの方が向いているのかもしれない。
そう取れば、この配役絶妙とも言える。

ハリウッドらしい、ご都合主義と派手な不必要に派手なアクションや、
ちょっと想像できるストーリーもご愛嬌。
夏にぴったりのスカッとする映画だった。


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